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歌のワッペン

歌のワッペン

歌のワッペン

ワッペン

母が亡くなって一年程経ったある日、
下丸子の店に中年の男性が二人訪ねて来られた。
「ワッペンを作りたいんですが」
恰幅のいいグレーヘアの男性が言った。
私はワッペンの見本帳を棚から取り出しカウンターに広げた。
「合唱団の初めてのコンサートがあるんで、
男性の服の胸に付けるワッペンを作りたいんです。」
馴染みのある関西弁調だった。
私も小学校に上がる前までは、大阪にいたので
東京で関西弁を聞くと、つい親しみが湧いてくる。
打ち合わせをしていて、わたしはうずうずとした。
そして、間を見てついに「わたしも合唱団に入りたいです。」
「わたし唱歌とか童謡とか歌が好きなんです。」
すると関西弁の男性が
「コンサートが終わってから、いらっしゃい」っと言われ
敢え無く撃沈⤵️コンサートまでは半年近くあったのに・
コンサート会場は店から数分の大田区民プラザだった。
しかるに記念すべき第一回のコンサートは
私のワッペンが出演してわたしは客席で聴いた。
上手い。男声が特に上手い。
のちに関西グリークラブOBの方が多いと聞き
ひれ伏しそうになった。(昔から声と字の上手い男性が大好き❤️)
自分が入っている合唱団のファンというのもおかしな話だが
いまだに私自身が男声のファンだ。
多分合唱団で楽譜が読めないのは私だけだと思う。
つい最近も「きょうはくで入る。」と指揮者が言ったので
みんなが恐る恐る歌ったので「脅迫」だと思っていた。冗談でなく
合唱団に始まり歌への熱が冷めやらない。
童謡、演歌、オペラ、長唄、シャンソン、ジャズ
歌の上手い歌手の歌を聴くのが大好きだ。
やはり歌はいいですね。

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