ワッペン土台布地の違いについて|耐久性を左右する素材選び

刺繍ワッペンの仕上がりを大きく左右するのが、土台となる布地の種類です。最近気になるのがフエルトを多用している刺繍経験の浅い業者です。価格が比較的安価で時短で作れるという背景があります。 ①エンブロンクロス(光沢タイプ)布 […]

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ガイドが無い袖刺繍位置の決め方の裏技

そろそろ、新入生や新社会人の準備が始まる季節となり、個人名刺繍のご依頼が増えてくる時期になってきました。 体操着の名入れでは、胸の位置に刺繍を行うことが多い一方、作業着やユニフォームの場合は、胸に会社名やロゴが入るため、 […]

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ほんとは最強というレーヨン糸の話

業界では、「レーヨン糸はポリエステル糸より弱い」という経営者の声を耳にすることがあります。 でも、毎日現場に立っている私はずっとそのことに疑問を感じてきました。 確かに、糸を手で引っ張って切ると、ポリエステルの方が糸が切 […]

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レーヨン糸はほんとうに土に還るのか― 刺繍屋の小さな実験 ―

コロナ禍の最中、ふとした疑問から小さな実験を行いました。 レーヨンは天然由来の原料から作られた再生繊維ですが、文献では“生分解性がある”とされる一方、実際のところはどうなのかというのが気になっていました。「レーヨン糸は本 […]

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同じ糸番号でも糸味が違ったりする件

左の糸ががピンクがっかた色味の藤色になっています。右は紺系が強く出ている藤色です。 普段あまり使わない糸色を、棚の奥にしまってある糸箱から取り出し、見本に使うことがあります。ところが、そんな時にたまに困ったことが起きます […]

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防寒着の季節になりましたね

技術ブログといっても、毎回そう多くの専門ネタがあるわけではありませんので、これからは日々の仕事にまつわることも少しずつお届けできればと思います。 今年は猛暑が続いた影響で、つい最近まで半袖のご注文が入り、衣替えの冬服と重 […]

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会見から読み解く刺繍のナゾ

ななめポケットと胸ロゴ刺繍の奥深い世界 ~職人は記者会見をこう見た~ 先日、とある記者会見のビデオを見ていて、職業柄どうしても作業着の胸に入ったロゴ刺繍が気になってしまいました。率直な感想を言えば「あ、やっちゃってるな」 […]

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油染みをきれいに取る方法

ミシンを使用する前に、ボビン釜に工業用油を差すのは欠かせない作業です。しかし、油が回る過程でうっかり服や布地に油染みが付いてしまうことがあります。 一般的にミシン屋さんでは「サンドライ」という揮発性スプレーを勧められるこ […]

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校舎を描いた刺繍の技術解説

上画像は、緑に囲まれた校舎をモチーフにした刺繍です。22cmサイズのハンドタオルを四つ折りにした一片に収まるサイズで、大きさはW49mm × H33mm。使用糸はパールヨット製レーヨンの75d、オフホワイト、水色、緑、ピ […]

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横降り職人さんの話

技術的な話から少し逸れますが、お盆の時期ですので、先代の思い出をお話ししたいと思います。 私の母をご存じの方と今でもお仕事をご一緒すると、「お母さんは今まで見た職人さんの中で、横振りの字が一番きれいだった」と、ありがたい […]

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帽子の刺繍その2

幅広文字を強く美しく仕上げる角の作り方 帽子刺繍は、刺繍可能な範囲が広いため、文字サイズも大きくなり線幅が1cm以上になるケースがあります。この時、角処理の方法によって仕上がりの美しさや耐久性が大きく変わります。今回はみ […]

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帽子の刺繍について

今回は、帽子に刺繍を施す際のポイントについてお話しいたします。 帽子は立体的で湾曲した形状をしているため、刺繍の中でも難易度が高い部類に入ります。特に、帽子専用の刺繍枠(帽子枠)は完全に布地を固定することは難しく、ミシン […]

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