ランウェイを夢見る私の刺繍

レディーガガ主演でグッチ家のお家騒動を
描いた映画「ハウスオブグッチ」が日本公開されました。
映画はまだ観ておりませんが、
溢れんばかりの才能を持つレディーガガを
見るのをとても楽しみにしています。
グッチのお家騒動はさて置き、トムフォードが監修していた時の
コレクションは見応えがありましたね。
全ての服を黒一色にして、デザインだけで勝負したショーは
モデルと服が一体化して、会場や音楽、照明の全てが計算し尽くされ
文句の付け所がないくらいに完璧なショーでした。
女性の服を魅惑的にするトムフォードの腕に魅了されました。
最後の挨拶のランウェイでは
どのモデルよりもセクシーだったと記憶しています。
小さい時から家に布地が沢山あり
布地を体に巻きつけて遊んだりしていたせいで、私も服が大好きです。
母は森英恵さんのショーに横ブリで仕上げた蝶々の刺繍を提供していて
母が私に得意気に話していたのを思い出します。
私は最近は若いファッションデザイナーとのお仕事が多く
皆さん素晴らしい才能をお持ちです。
いつか私の刺繍がミラノ、パリやニューヨークのランウェイを歩いてくれたらと思います。
早くコロナが収束して街にファッションの華が戻るといいですね。
みなみ刺繍　　代表　南　美幸