パンチくんと刺繍
今年SNSで話題になっているパンチくん。
2月にはじめて知ってからというもの、日に何度も動画を見て、笑ったり、胸がじんわりするような気持ちになったりしています。
これまで動物園に行っても、猿山はあまり足を止めることなく通り過ぎていました。ところが、おさるさんってこんなにも表情が豊かで、しぐさも可愛くて、感情の動きが伝わってくるものなのかと感心しています。
パンチくんの動画を見ている中で、ひとつ気になることがあります。
AIで加工された映像の存在です。
昨年あたりまでは加工された画像は分かりやすかったものが、最近はかなり精巧になり、見分けがつきにくくなってきているように感じます。
私は職業柄、どうしても刺繍に目がいきます。
飼育員さんの作業服の左胸に入っている「市川市動植物園」の文字なども、つい見てしまいます。
そうした中で、AI加工の動画では、文字にわずかな違和感を覚えることがあります。
意味の通らない漢字になっていたり、バランスが少し崩れていたり。
また、場面ごとに人の顔が微妙に変わっていたり、体や背景のつながりに不自然さを感じたりすることもあります。
そういった細かな部分の積み重ねで、私は「少し違うかもしれない」と感じ取っています。
刺繍の仕事でも、ロゴや文字はほんのわずかな違いで印象が変わることがあります。
ぱっと見では分からなくても、どこかに違和感があるものは、やはり理由があるのだと思います。
有名なお猿さんの歌で「あい、あい、あーい、あい」というフレーズがあります。
人によっていろいろな意味があるのかもしれません。
掛け声としての「あい」もあれば、「AI」「愛」「見る」「こども」
私にとっては「会、会」の“あい”で、早くパンチくんに会いに行ってみたいなと思っています。





























































































